介護の力! 共に支えあう喜び

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令和6年2月18日 釧路プリンスホテルにおいて講演会を開催しました。

今回のゲストはエッセイストでありコメンテーターでいらっしゃいます安藤和津様をお招きして、お母様の在宅介護の経験やその後のうつ病経験をユーモアを含めてお話しいただきました。

第一部はNPO法人日本医療福祉介護協会 理事長 山田勝雄の「楽しく介護をしよう」と題した講演から始まりました。

「介護をする人」と「介護を受ける人」の立場から、それぞれの好かれる人と嫌われる人にはどういう違いがあるのか、また「楽しさ」や「大切さ」の意味するところの話しがありました。

第一部の講演時間は20分程でしたが、参加されていた方には介護職員の方も多く「思わぬ話しが聴けてとても参考になった」というアンケートもありました。

第2部 安藤和津様 講演

第二部はいよいよ安藤和津様の講演となります。 ご主人は俳優であり映画監督の奥田瑛二さん、長女は映画監督の安藤桃子さん、次女はNHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」で主演を務め、その後数多くの作品に出演されている安藤サクラさんです。

講演会は来場者の皆様へ「自分は認知症が心配と思う人、手を挙げて!」の問いかけから始まりました。

会場を見渡し、「手を挙げなかった人は危ないですよ!自分は大丈夫と思い込んでるから!」と話しが始まり、お母様の在宅介護についての経緯が赤裸々に語られました。

まだ介護保険制度が出来る前のお話しで認知症という言葉もない時代、容態の異変に気づいて病院へ行ってもお医者様からも相手にされず大変なご苦労をされた様子が語られました。

その後、お母様がお亡くなりなった後、13年におよぶうつ病との闘いも乗り越えて「家族の大切さ」「ありがとう」の言葉の大切さなどを語っていただき、健康寿命を延ばしましょうと来場者へ声を掛けていただきました。

講演会終了後のアンケートには、「とても良かった!」「今まさに介護をしているが、気が楽になった」などの多くの感想をいただき、成功裏に終える事ができた講演会となりました。

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